ギザギザの鍵（普通の鍵）の合鍵を作りたいときのポイント

コンビニやホームセンターで見かけるギザギザの鍵。合鍵を作るときの依頼先の選び方や料金の目安、管理会社への確認が必要なケースを解説。ディンプルキーやカードキーとの違いも紹介します。

昔ながらのギザギザした形の鍵は、今でも多くの住宅や物置、ポスト、ロッカーなどで使われています。
「家族用に1本増やしたい」「なくすのが不安だからスペアを作っておきたい」と思ったとき、
どこに頼めば良いのか・いくらぐらいかかるのか、意外と分かりづらいものです。

ここでは、いわゆる普通の鍵（ギザギザの鍵）の合鍵作成について、

といったポイントを、できるだけ分かりやすくまとめました。

ギザギザの鍵とは？ディンプルキーとの違い

一般的に「ギザギザの鍵」と呼ばれるのは、鍵の片側または両側に山と谷のような凸凹があるタイプの鍵です。
正式には「ピンシリンダー」や「ディスクシリンダー」と呼ばれるものが多く、
昔から住宅やポストなどで広く使われてきました。

最近では、鍵穴が丸くて内部が複雑なディンプルキーや、カードキーも増えています。
これらは防犯性が高い一方、合鍵作成の料金が高くなりがちで、発注方法も少し特殊です。

一方、ギザギザの鍵は構造が比較的シンプルなため、
街の鍵屋さんやホームセンターでも合鍵を作りやすいタイプだと言えます。

ギザギザの鍵の合鍵作成を頼む場合、主な依頼先としては次のようなところがあります。

街の鍵屋さん・合鍵専門店
鍵の種類が豊富で、複雑な鍵にも対応しているお店が多いです。
元の鍵を持ち込んで、その場で削ってもらう方式が一般的です。
ホームセンター・量販店の合鍵コーナー
比較的よくあるタイプのギザギザキーであれば、ホームセンターでも合鍵を作れることがあります。
料金はお店によって変わりますが、シンプルな鍵なら1本数百円～というケースもあります。
管理会社やハウスメーカー
賃貸マンションや分譲住宅では、管理会社経由でしか合鍵の発注ができない場合もあります。
勝手に合鍵を増やすことが禁止されている物件もあるため、契約内容を確認しましょう。

「どこに頼めばいいか分からない」という場合は、
まず賃貸なら管理会社・大家さん、分譲なら管理組合や販売会社に問い合わせてみるのがおすすめです。

ギザギザの鍵の合鍵作成料金は、鍵の種類や依頼先によって異なりますが、
おおよそ次のようなイメージとされています。

また、合鍵のもとになる「純正キー」か「コピー品か」によっても精度が変わります。
コピーを重ねていくと、わずかな誤差で鍵が回りづらくなる・抜き差しが固くなるケースもあるため、
大切な玄関の鍵などは、必要に応じてメーカー純正キーでの作成を検討するのも一つの方法です。

賃貸マンションやアパートでは、鍵は物件の備品として扱われていることがほとんどです。
このため、契約書や管理規約で、次のようなルールが定められている場合があります。

トラブルを避けるためにも、

といった点を意識しておくと安心です。

一見ギザギザの鍵に見えても、実際には防犯性の高い特殊キーだったり、
メーカーが登録制で管理している鍵だったりすることがあります。

例えば、

といった場合は、自己判断でコピーを作ろうとせず、必ず指定の窓口に相談しましょう。
防犯上の理由から、街の鍵屋さんでは対応できないようになっているケースもあります。

玄関はギザギザの鍵でも、共用部のオートロックや別の部屋はカードキー・ディンプルキーという物件も増えています。
その場合、鍵の種類によって合鍵作成の方法が異なる点に注意が必要です。

特にカードキーは、建物ごとのセキュリティと連動しているため、
正規の手続き以外での複製はおすすめできません。

マンションやオフィスで使われているカードキーの合鍵・スペア作成を検討している場合は、
下記ページで料金や対応可能なカードキーの種類をご案内しています。

カードキーの純正合鍵・スペア作成をご検討中の方へ

料金の目安や対応可能なカードキーの種類は、下記ページで詳しくご紹介しています。
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